2012年8月27日月曜日

金メダリストの「曲がった背中」。ウサイン・ボルト


まさに稲妻のように疾走する「ウサイン・ボルト」。

今回のロンドン・オリンピックでは、100m、200m、そして400mリレーで3つの「金メダル」を獲得。なんと、出場した種目すべてが金メダルだった。

前回の北京オリンピックも同様に、出場した3種目(100m・200m・400mリレー)すべてで金メダル。しかも、その3つの種目すべてが「世界新記録」という凄まじさであった。

ジャマイカ生まれの25歳は、まさに世界最速、そして「無敵」に見える…。

Source: google.com via Keith on Pinterest



2012年8月26日日曜日

携帯電話の小型化に欠かせないコンゴの「紛争鉱物」。有り難がらざる神の恩恵。


「金」「スズ」「タンタル」「タングステン」と言えば…?

これら4種の金属は「コンフリクト・ミネラル(Conflict Minerals)」と呼ばれる鉱物である。

日本語にすれば、あの悪名高き「紛争鉱物」ということになる。



なぜに、「紛争」と「鉱物」が関係するのか?

それは、これら鉱物資源のもたらす「莫大な富」が、武装勢力の「資金源」となっており、それらの武装勢力が不安定なアフリカ諸国を一層不安定にしているからである。


人類の限界を破り続けるアフリカの男たち。マラソン


42.195kmを走るマラソン競技にとって、2時間4分は長らく大きな壁とされてきた。

この巨大な壁を最初に打ち砕いたのは、今から4年前、エチオピアのゲブレシラシエという選手であった(当時35歳)。

その圧倒的な強さで2時間4分台の壁を叩き割った彼は、歴代記録の上位100位の中で最も多い8回の記録を残こすほどに伝説的な人物である。エチオピアの首都に建つ彼の壮麗な自宅は「宮殿」と呼ばれ、彼自身は「皇帝」の名を頂いている。

Source: google.es via Pablo on Pinterest



2012年8月4日土曜日

地球を汚す「イエロー・ケーキ(精錬ウラン)」


「イエロー・ケーキ」という極上のケーキは、過去数十年に渡りその生産者たちを大いに潤し続けてきた。

そして、この極上のケーキは今後ともに、その美味しさを維持し続けることだろう。世界中に「原子力発電所」が唸(うな)りを上げ続ける限り…。



関係者たちがイエロー・ケーキと呼ぶのは、粗精錬工場で精錬された「ウラン鉱石」のことである。

原子力発電の原料である「ウラン」は、アジアにおける原子力発電所の建設ラッシュにより、国際価格が上昇している。




1990年代の安い時には、1ポンド10ドル前後で取引されていたウランは、2000年代に入って急騰し、一時136ドルという空前の高値を記録した。

さすがに、その高値は突発的だったものの、現在は50ドル前後で落ち着いている。それでも20年前から比べれば、およそ5倍という高い水準にある。

[世] ウラン価格の推移(年次:1980~2011年)

チベットに想う、国の姿


かつて中国の毛沢東は、こう言った。

「人を支配するには、百人の軍隊よりも『ただ一曲の名曲』があればよい」



そうした戦略のもと、「チベット」の歌曲は徐々に中国化され、今ではその踊り方、歌い方、装いまでがすっかり中国式にすり替わってしまったのだという。最近ではチベット語で歌うことも許されるようになったというが、かつては中国語でしか歌うことができなかったともいう。

現在のチベットは中国の一部とされているが、その抑圧に対するチベットの抗議は後を絶たない。北京オリンピック時の騒動も記憶に新しいが、現在でも抗議の焼身自殺がやむことなく続いている。



何よりチベットの擁する最高指導者「ダライ・ラマ」が、チベットの土地に入れないというのは異常な状態である。

中国とチベット、その関係やいかに?