2012年8月4日土曜日
チベットに想う、国の姿
かつて中国の毛沢東は、こう言った。
「人を支配するには、百人の軍隊よりも『ただ一曲の名曲』があればよい」
そうした戦略のもと、「チベット」の歌曲は徐々に中国化され、今ではその踊り方、歌い方、装いまでがすっかり中国式にすり替わってしまったのだという。最近ではチベット語で歌うことも許されるようになったというが、かつては中国語でしか歌うことができなかったともいう。
現在のチベットは中国の一部とされているが、その抑圧に対するチベットの抗議は後を絶たない。北京オリンピック時の騒動も記憶に新しいが、現在でも抗議の焼身自殺がやむことなく続いている。
何よりチベットの擁する最高指導者「ダライ・ラマ」が、チベットの土地に入れないというのは異常な状態である。
中国とチベット、その関係やいかに?
2012年6月23日土曜日
石油は有限。サウジアラビアの石油でさえも。
石油の湧く国「サウジアラビア」があと30年もせずに石油の「純輸入国(a net importer)」になることなど信じられるだろうか。
その可能性は低いのかもしれないが、英国エコノミスト誌は今週の記事(Oil prices: Keeping it to themselve)にこう書いている。
「現在の傾向が続けば、サウジアラビアは2038年までに石油の純輸入国になる計算である(On current trends the kingdom would become a net importer of oil by 2038)」
ここ10年(2000~2010)で、石油の消費が世界一伸びたのは他ならぬ「中国」だ。同国はこの10年の間に、その消費を90%以上増加させている。
中国の大量消費は想像通りであるかもしれないが、ここで意外なのは、2番手につけたのが「サウジアラビア」だということであろう。
21世紀に入ってから、サウジアラビアの石油消費は80%近く増大している。これは世界第2位の凄まじい増加量である(ちなみに欧米地域は減少傾向)。
※中国の増加量は日量430万バレル。サウジアラビアは120万バレル。1バレル(樽の意)は約160リットル。ちなみにドラム缶一本は200リットル。
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