2012年9月10日月曜日
民主主義国の船底にはりついたフジツボ。寛大すぎた国民たち
「フジツボに覆われた船」
民主主義国家を、そう称した人がいる。もちろん、褒め言葉ではない。
「フジツボ」というのは数ミリ~数センチ程度の小さな貝のような生物(分類的には甲殻類)であるが、これらが密集して船底に張り付かれると厄介だ。船の速度は遅くなり、燃費は落ちる。
かつての日露戦争の折に、延々と海上でロシア艦隊を待ち受けていた日本海軍は、その船底にフジツボが付くことを非常に気にしていたという。なぜなら、軍艦らの速度低下は、そのまま戦力の低下に直結していたからである。
今の民主主義国という船は、「その底をフジツボに覆われ、その重みに耐えかねて沈みかけている」と、英国エコノミスト誌は書いている。
彼らがフジツボとたとえるのは、国家の債務(借金)のことである。
2012年6月30日土曜日
妊娠中絶の是非(アメリカ)
「『中絶』は殺人か否か?」
これはアメリカの大統領選挙が迫ると決まって取り沙汰される「問い」である。
中絶賛成派は「プロ・チョイス(pro-choice)」と呼ばれ、「選択(choice)の自由」を主張する。かたや中絶反対派は「プロ・ライフ(pro-life)」と呼ばれ、「生命(life)の重要性」を強調する。
大雑把に分けてしまえば、アメリカの二大政党である民主党(オバマ大統領)は「プロ・チョイス(中絶賛成)」であり、もう一方の共和党は「プロ・ライフ(中絶反対)」である。
※「pro-(プロ)」という接頭語は「~に賛成・~びいき」という嗜好性を表す。その反意は「anti-(アンチ)」。
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